心理学の資格で広がる未来‼学びと仕事の可能性

趣味

私は現在45歳の専業主婦です。

これからの人生、仕事で役立つ資格を取りたいと最近考えるようになりました。

そこで興味を持ったのが心理学系の資格です。

なぜなら、私は人と話すことがあまり得意ではありません。

相手の顔色を気にしたり、逆にしゃべりすぎて後悔したりすることが多かったからです。

「心理を学べば、人との関わりがスムーズになるのでは?」と思ったのがきっかけでした。

心理学の資格をとるには独学は難しく講座が効果的

心理学にはたくさんの資格や分野がありますが、共通しているのは人の心理を押さえた教え方・伝え方・言葉の使い方ができることを学びます。

私は、子育てを頑張れど頑張れどなかなかうまくいかず、人との距離感をつかめずなかなかママ友も作れません。

そこで、心理学で人の心の動きやタイプなどを学べば少しはうまくいくかと思い、たくさん本を買いました。

ですが、本屋に売っている本は、良いこともたくさん書いてあるのですが、私には総合的に考える能力がなく、結局何も身についていないような感じがします。

少しずつ覚えたことを実践していますが、それが正解なのかも自分ではわかりません。

そう、独学で心理学を学ぶのはとても厳しいのです。

やはり、考え込まれたカリキュラムで勉強を進めるのが一番手っ取り早いと思いました。

お金はかかってしまいますが、これからの自分の人生をより良いものにしたいと思い、講座を受けることを決意しました。

心理学といってもたくさんの分野があります。

大学へ行かないと取れない資格、私のような専業主婦でも取れる資格、さまざまです。

どんな資格を持つ人が、どんな仕事をしているのかを紹介していきます。

大学で心理学の資格を取った人が就ける仕事

大学で心理学の専門分野を習った場合は資格を取得して、以下のような仕事を目指せます。

  1. 公認心理士
  2. 臨床心理士
  3. 精神保健福祉士
  4. 精神科医・心療内科医
  5. 児童相談所の職員
  6. 家庭裁判所調査官
  7. 心理カウンセラー
  8. 心理学者
  9. キャリアコンサルタント

それぞれの資格で就ける仕事は多岐にわたります。以下に主なものをまとめました。

1.公認心理師

  • 医療: 精神科病院、総合病院(精神科、心療内科)、クリニック、保健所、精神保健福祉センター
  • 教育: スクールカウンセラー(幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学)、教育相談機関
  • 福祉: 児童相談所、児童福祉施設、障害者支援施設、高齢者福祉施設
  • 司法: 少年鑑別所、少年院、刑務所、家庭裁判所、保護観察所
  • 産業・労働: 企業内カウンセラー、ハローワークなどの就労支援機関
  • 研究・教育: 大学、研究機関

2.臨床心理士

  • 医療: 精神科病院、総合病院(精神科、心療内科)、クリニック、リハビリテーション施設
  • 教育: スクールカウンセラー(幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学)、教育相談機関
  • 福祉: 児童相談所、児童福祉施設、障害者支援施設、高齢者福祉施設
  • 司法: 少年鑑別所、少年院、刑務所、家庭裁判所
  • 産業・労働: 企業内カウンセラー、EAP(従業員支援プログラム)機関
  • 研究・教育: 大学、研究機関、民間の心理相談機関

3.精神保健福祉士

  • 医療: 精神科病院、総合病院(精神科、心療内科)、クリニック
  • 福祉: 精神保健福祉センター、障害者支援施設、地域包括支援センター、児童相談所、高齢者福祉施設、生活困窮者支援施設
  • 行政: 自治体の福祉事務所、保健所
  • 教育: 学校(スクールソーシャルワーカーなど)
  • 司法: 矯正施設(刑務所、少年院など)

4.精神科医・心療内科医

  • 医療: 精神科病院、総合病院(精神科、心療内科)、クリニック(精神科、心療内科)
  • 研究・教育: 大学、研究機関
  • その他: 産業医、公的機関(保健所など)

5.児童相談所の職員

  • 行政: 児童相談所
    • 児童福祉司(社会福祉士、精神保健福祉士などの資格要件あり)
    • 児童心理司(心理学系の専門知識が必要)
    • その他、保育士、児童指導員などの職種もあります。

6.家庭裁判所調査官

  • 司法: 家庭裁判所

7.心理カウンセラー

  • 医療: 病院、クリニック
  • 教育: スクールカウンセラー、大学の相談室
  • 福祉: 相談機関、施設
  • 産業・労働: 企業内相談室、EAP機関
  • 民間: 心理相談室(個人開業を含む)
  • その他: 電話相談、オンライン相談など

8.心理学者

  • 研究・教育: 大学、研究機関
  • 企業: マーケティング、人事、コンサルティングなど
  • その他: 博物館、メディアなど

9.キャリアコンサルタント

  • 労働: ハローワーク、人材紹介会社
  • 教育: 大学・専門学校のキャリアセンター
  • 企業: 人事部門、キャリア支援部門
  • その他: キャリアコンサルティング事務所(個人開業を含む)

これらの資格は、専門分野や働く場所によって求められる知識やスキルが異なります。

ご自身の興味や関心に合わせて、より深く調べてみることをお勧めします。

就きたい仕事を先に探して、それに合う資格を取る、という考え方でも良いと思いますよ。

心理学系の資格を通信講座などでとった人のつける仕事

それでは、通信講座などで資格を取った場合は、どんな仕事に生かすことができるのでしょうか。

心理学の基礎を学んだり、特定の分野でスキルアップを目指したりする上で、通信講座や教室で学べる資格は有効な選択肢となります。

主なものをいくつかご紹介します。

  1. 心理カウンセラー関連の民間資格
  2. 産業カウンセラー
  3. キャリアコンサルタント
  4. メンタルヘルス関連の資格
  5. 色彩心理やアロマテラピー、NLPなど

非常に多くの団体が様々な心理カウンセラーの資格を認定しています。

その学習方法も通信講座や通学講座などたくさんありますね。

1. 心理カウンセラー関連の民間資格:

  • 例:
    • JADP(日本能力開発推進協会)認定 メンタル心理カウンセラー®JADP認定 メンタルヘルス・スペシャリスト®日本カウンセリング学会認定 カウンセラー(通学が必須の場合が多い)各種団体が認定する〇〇カウンセラー資格
    特徴:
    比較的取得しやすいものから、専門性の高いものまで様々です。
    就職に直結するかどうかは、資格の種類や団体の信頼性、個人のスキルによって異なります。
    開業を目指す方や、ボランティア、身近な人の相談に乗りたいという方に向いている場合があります。

2. 産業カウンセラー:

  • 一般社団法人日本産業カウンセラー協会 が認定する民間資格です。
  • 企業や組織で働く人のメンタルヘルスやキャリアに関する相談・支援を行う専門家を目指す方向けです。
  • 養成講座は、通信講座とスクーリング(通学)を組み合わせた形式が多いです。

3. キャリアコンサルタント:

  • 国家資格ですが、養成講座は通信講座や通学講座で受講できます。
  • 個人のキャリア形成や職業選択に関する相談・支援を行う専門家を目指す方向けです。
  • 養成講座修了後、国家試験に合格する必要があります。

4. メンタルヘルス関連の資格:

  • メンタルヘルス・マネジメント®検定(大阪商工会議所主催):
    働く人の心の健康管理に関する知識を習得するための検定です。
    通信講座や市販の教材で学習できます。
  • ストレスチェック実施者養成研修:
    企業などでストレスチェックを実施する担当者向けの研修です。
    オンラインや通学形式があります。

5. 色彩心理やアロマテラピー、NLPなど:

  • 色彩心理に関する資格:
    色彩が人の心理に与える影響について学ぶ資格で、通信講座や通学講座があります。
  • アロマテラピー関連の資格:
    香りが心身に与える影響について学ぶ資格で、心理学と関連付けて学べる講座もあります。
  • NLP(神経言語プログラミング)関連の講座:
    コミュニケーションスキルや心理的な問題を解決するためのテクニックを学ぶ講座で、通学形式が多いですが、一部オンライン講座もあります。

注意点:

  • 資格の信頼性:
    民間資格は、その団体の規模や実績によって信頼性が異なります。
    資格取得を検討する際は、団体の情報を確認することが重要です。
  • 就職への影響:
    通信講座や比較的短期間で取得できる資格は、必ずしも就職に直結するとは限りません。
    専門性の高い仕事を目指す場合は、大学や大学院での専門的な学習が依然として重要です。
  • 自己啓発としての活用:
    これらの資格は、ご自身のスキルアップや知識習得、身近な人のサポートを目的とする場合には有効です。

ご自身がどのような心理学系の仕事に興味があり、どのような働き方をしたいのかを明確にすることが、資格選びの第一歩です。

その上で、各資格の詳細な情報を収集し、費用、学習期間、内容、就職への可能性などを比較検討することをおすすめします。

まとめ

  • 独学では知識が断片的になりやすく、実践が正しいかも分からず限界を感じた。
  • カリキュラムが整った講座で学ぶほうが効率的で、確実に身につく。
  • 大学で学ぶと「公認心理師」「臨床心理士」「精神保健福祉士」などの国家資格が取得でき、医療・教育・福祉・司法・企業など幅広い職業に就ける。
  • 通信講座や民間資格でも「心理カウンセラー」「産業カウンセラー」「キャリアコンサルタント」「メンタルヘルス関連資格」などが取得できる。
  • 資格取得は就職だけでなく、自己啓発や家庭・人間関係で役立てる目的としても有効。

心理学の資格は、独学では限界があるため講座やカリキュラムで体系的に学ぶことが大切です。
大学で取れる国家資格から、通信講座や民間団体が認定する資格まで幅広くあり、就職や自己啓発など目的に応じて選択することができます。
自分がどんな働き方をしたいのかを明確にし、その目標に合った資格を選ぶことが成功への第一歩ですよ。

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