家を建ててから13年。
毎日使うキッチンの扉のビニールが少しずつはがれてきて、水回りの壁もふやけてきました。
気づけば、金具が浮いていたり、木が膨らんでいたり……。
「そろそろリフォームしたほうがいいのかな」と思いつつも、気になるのはやっぱり**“期間”**ですよね。
「リフォームってどれくらいかかるの?」「その間、キッチンは使えないの?」
そんな疑問を持つ方のために、今回は主婦目線で“キッチンリフォームの期間と流れ”をわかりやすく紹介します。
キッチンリフォームの期間はどれくらい?【目安一覧】

キッチンリフォームといっても、部分的に直すのか、全部入れ替えるのかによって期間は大きく変わります。
以下は、リフォーム内容ごとの目安です。
| リフォーム内容 | 工期の目安 | 内容例 |
|---|---|---|
| コンロや水栓の交換 | 1日〜2日 | 部分交換のみ |
| キッチンパネル張り替え | 2〜3日 | 水回り補修含む |
| システムキッチン入れ替え | 3〜5日 | 既存撤去+設置 |
| 間取り変更を伴う全面リフォーム | 1〜2週間 | 配管・壁工事あり |
シンプルな交換だけなら1日で終わることもあります。
ですが、壁や床の張り替え、配管の移動があると1週間以上かかることも。
また、工事期間中はキッチンが使えない日があるので、「食事の準備をどうするか」「どこまで片付けるか」など、生活面の準備も必要です。
リフォーム期間を短くするためのポイント

できるだけ早く終わらせたい!という方も多いですよね。
そこで、リフォーム期間を短くするためのコツを紹介します。
① 事前の打ち合わせを丁寧に
「あとで変更したい」と思うと、資材の再発注や工事内容の調整で期間が延びてしまいます。
ショールームで実物を見たり、色味・収納位置を家族と話し合ってから依頼するとスムーズです。
② 水回りの位置を変えない
キッチンのシンクやコンロの位置を変えると、配管工事が必要になります。
「今の配置で特に不便がない」という場合は、位置を変えないだけで工期が短縮できます。
③ 生活への影響を減らす工夫を
工事中はキッチンが使えない期間があります。
そんな時は、
- 電子レンジ・カセットコンロを活用する
- 冷凍食品やレトルトを事前にストック
- 外食やお弁当を楽しむ期間と割り切る
など、少し工夫するだけでぐっと気持ちがラクになります。
「ちょっとしたキャンプ気分で乗り切る」と思うと、家族も前向きになれますよ。
キッチンは何年でリフォームすべき?【耐用年数の目安】

キッチンの耐用年数は、一般的に10〜20年と言われています。
素材や使用頻度によっても変わりますが、以下を目安に考えるとよいでしょう。
| 部位 | 目安年数 | 備考 |
|---|---|---|
| シンク・水栓 | 10〜15年 | 水漏れ・サビが出やすくなる |
| 扉・引き出し | 10〜15年 | 表面シートのはがれ・歪み |
| コンロ・レンジフード | 約10年 | 故障・火力低下 |
| 配管 | 20年程度 | 劣化による水漏れリスク |
見た目がきれいでも、内部の配管や金具が劣化しているケースも多いです。
「扉のビニールが浮いてきた」「壁がふやけてきた」といったサインが出たら、それは“リフォームのタイミング”と考えてよいでしょう。
築13年、私がリフォームを考え始めた理由

私の家は建ててから13年。
最初は「まだ使えるし、大丈夫だな」と思ってキッチンを使っていましたが、ある日、扉のビニールがめくれているのを見て気づきました。
「このままだと水が入って中まで傷んでしまうかも」と。
さらに、水回りの壁がふやけて金具が浮き出ている部分もあり、これはもうメンテナンスのサインだと感じました。
家は一度建てたら終わりではなく、**“手をかけながら育てていくもの”**だと思います。
リフォームは贅沢ではなく、家族が安心して暮らすための「家の健康診断」みたいなもの。
そう考えると、気持ちがぐっと軽くなりました。
まとめ

キッチンリフォームの期間は、工事内容によって1日〜2週間ほどとさまざまです。
短期間で終わるケースもありますが、準備や片付けを含めると、ある程度の余裕を見ておくと安心です。
「壊れてから」ではなく、「そろそろかな?」と思った時が、実はベストタイミング。
私もこれからリフォーム会社に相談しながら、家族みんなが気持ちよく過ごせるキッチンを目指していきたいと思います。
